札22あ・889
三菱鉱業セメント>美鉄バスNO.76
三菱B805N/1974年式 呉羽自工
1974年に新製導入された。機関は6DC2型V6(200PS)を搭載する。
路線マスクながら、内装はリクライニングシートで67人乗り。
当初は札幌営業所の貸切車として導入され、のちに大夕張営業所へ転
属し、長らく乗合車として使用された。
92年頃に除籍され、自社発注車のB8系としては最後まで生き残った。
81年9月に美唄・大夕張の炭鉱を経営していた三菱鉱業セメントからバ
ス事業が独立、美鉄バスとなった。85年3月には網走交通に買収され、以
降は東急グループのバス事業者として2002年3月の事業廃止まで続い
た。
(2017.4.22 新規画像公開) 解説協力:三菱鉱業バス保存会様
撮影と画像提供:板橋 不二男様 白老ポロトコタンにて
三菱バス、しかも貸切時代の貴重な写真である。読売旅行のフラッグが掲
げられているが、当時はエージェントのフラッグを掲げた観光バスがよく見
られた。
撮影と画像提供:スキッパー様 1992年頃 美鉄バス本社営業所にて
除籍後、美唄本社でしばらく留置されていた。
画像については諸事情により、モザイク処理を施しております。
但し、元画像のオリジナル性を尊重し、敢えて未処理で掲載しているものもありますのでご了承ください。
不許転載。(C)HRIB