札22あ1146
千歳バス>千歳相互観光バス
日野RE100P/1975年式 帝国自工
1975年4月に新製導入された乗合車。機関はEB200型直6(175PS)
を搭載する。千歳バス最後の新製導入車である。76年春に千歳相互観光
バスへ移籍している。
千歳本社営業所に配置され、市内路線で使用されていた。導入から長ら
く末広高台線に使われ、2617の導入後は青葉線に入ることが多かった。
最後まで千歳バスの塗装で残り、87年頃除籍された。
千歳バスは地場資本のタクシー会社・千歳交通と夕張鉄道の提携により
65年12月設立。乗合と貸切の両方を展開した。経営難から事業を新会社
である千歳相互観光バスへ譲渡し、76年3月に解散している。
新会社は75年6月に設立。創業者は札幌で北海道相互自動車教習所を
経営していた。社名の「相互」は、この自動車教習所の名前から取ったもの
であろう。千歳市内で同じく自動車教習所を運営している千歳バスの経営
者との繋がりから、バス事業譲渡の運びになったという。
(2017.7.8 画像追加)
撮影:管理人 1987年春 千歳相互観光バス本社営業所にて
この時点で部品が一部失われており、稼動していなかった。
撮影:管理人 2002年 千歳市内にて
(廃車体)除籍から長い年月を経て、千歳市郊外に残っていた。
画像については諸事情により、モザイク処理を施しております。
但し、元画像のオリジナル性を尊重し、敢えて未処理で掲載しているものもありますのでご了承ください。
不許転載。(C)HRIB