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北海道中央バス
ドリームサッポロ1
ネオプランN326/3/1982年式 G・アウベルター スカイライナー

 82年4月に新製導入された貸切車。機関はダイムラー・ベンツOM403
X型V10(352PS)を搭載するダブルデッカ車。テレビとマルチステレオを
装備する。
 道内初のダブルデッカとして導入され、折からの二階建てバスブームに
乗って移籍車を3台追加、国産車発売後は三菱と日野を計2台導入して
運行するきっかけとなった車両である。
 新製配置は大曲営業所。新製時は「ドリームサッポロ」という愛称を得て
独自塗装をまとっていた。この時代の姿はサクラペットから発売されたミニ
カーで再現されていた。導入直後から、北海道産業共進会場で開催され
た'82北海道博覧会のシャトルバスで、札幌駅前と会場を結ぶ専用車に
抜擢。道博終了後は登別温泉・第一滝本館と札幌を結ぶ送迎バス「わくわ
く号」や日航ジェットプランの契約車「フライ・ド・ポテト号」として使用された。
 その後滝川営業所へ転属し、乗合車として都市間路線で運行された。そ
の後岩見沢営業所へ転属している。乗合車へ変わった頃から、塗装を国
産のMUやRYと同じものに変更している。
 90年代初頭には除籍された模様。
(2017.8.10 新規画像公開)


撮影と画像提供:板橋 不二男様 北海道中央バス滝川営業所にて

撮影と画像提供:ひつじ様 時計台前にて


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