札22あ3376
道新サービスセンター>時計台バス
日産ディーゼルK-DA50T/1982年式 富士重工R15型 R3フルデッカ
82年5月に新製導入された。機関はRD8型V8(300PS)を搭
載する。
国産初の3軸ハイデッカ車として発売されたK-DA50Tは、北海
道ではふせ観光と道新サービスセンターが導入したのみで終わり、8
4年に後継のP-DA66Uが発売されている。
道新サービスセンターは北海道新聞社の関連会社で、「道新観光バ
ス」の名称で94年春まで貸切バス事業を行っていた。このDA50
の他に日デP-DA67UEや日野セレガGJなど、比較的デラックス
な車両を保有していたが、北海道中央バスグループに営業権を譲渡し、
虹観光バスとして2年程運営したのち事業を停止。その営業権を活用
して北空知バスが札幌へ営業所を開設した。
3376は、94年に虹観光バスへ引き継がれずに時計台バスへ移
籍した。元々同社が持っていた札22あ3367の部品確保のために
購入したが、こちらの方が程度が良好だったため、3367を除籍し
て使用することになった。
96年に札幌22か2801の導入により代替され、除籍となった。
ちなみに2801も、元は道新サービスセンターが使用していた車両
である。
(2017.8.14 新規画像公開)
撮影と画像提供:ひつじ様
3367はメトロ窓であったが、3376はカーブドガラスの逆T字窓で更に高級
な仕様だった。
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