札幌22か・・16

北海道中央バス

いすゞBXD30/1966年式 富士重工T7型

 1988年3月に導入された乗合車。機関はDA640型直6(130PS)を搭
載するボンネットバス。元は四国交通に新製導入され(徳2い5256)、除籍
後は妙高高原東赤倉ペンション村で自家用登録の「あひる号」として送迎用
途に使われていた(長岡22や・269)。
 北海道中央バスでは色内営業所おたもい車庫に配置され、「小樽ロマン
号」として88年4月から観光路線に使用された。この塗装でエルエス(のち
に倒産。製品は有井製作所が引き継がれた)からプラモデルも発売された
が、モデルは川崎航空機製ボディであり実車の再現とは若干異なっている。
 92年春からは真栄営業所へ転属し、小樽市内定期観光「おたるHalfday」
コースの専用車として内外装を更新、この際に簡易ながらもクーラーを搭
載している。95年頃からは「運河周辺循環バス」として再び路線車として使
用されたが、96年11月の運行終了後、保守困難などを理由に除籍となっ
た。
 除籍後は芦別営業所の車庫内で保存されていたが、04年春に塗装変更
などの再整備を受けて復活、愛称は「ぼんねっ太」へ変わった。塗装は同
社でかつて採用されていたものであるという。この復活では定員を29人へ
減らし、小型車登録とされている(札幌200あ・178)。真栄営業所に在籍。
(2014.3.19 新規画像公開)


撮影と画像提供:YT140様 中央バス小樽駅前ターミナルにて


撮影:管理人 1997年 中央バス芦別営業所にて

札幌200あ・178
撮影:管理人 2004年9月 小樽市内にて


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