札幌22か1893

千歳相互観光バス
日野U-RU2FTAB改/日野車体D7 セレガGT

 1993年に導入された貸切車。機関はF17E型V8(340PS)を搭載する。
当初のGTは低出力仕様が標準。メインエンジン直結式のインテグレーテッド
ゾーンエアコンを装備している。
 製造時は、札幌市の今はなき某不動産会社に導入され、自家用登録であ
った。バブル経済崩壊の影響により短期間で放出され、千歳相互観光バス
が導入した。
 導入当初はJCBカード「スコープ」ツアーの契約車として、シルバーメタリッ
クの塗装で使用された。のちにオリジナルデザインの「Phoenix」として、社
章をあしらったデザインで同社のフラッグシップとして活躍。その後はブルー
バスカラーで使用されていたが、2010年頃新塗装に変わった。
 ブルーバスカラー時代の後半からは、日本旅行の「らく〜だバス」ツアーで
の運用のため、シートピッチを広げて定員を減らしている。「らく〜だバス」は、
当初いすゞスーパークルーザーSHDが2台専用とされたが、除籍により後継
に1893が選ばれた。
(2011.11.30 画像と解説追加)


撮影と画像提供:ひつじ様 新千歳空港にて


撮影:管理人 1997年 新千歳空港にて

撮影:管理人 2000年 新千歳空港にて
 社章は「鶴」ではなく「Phoenix=不死鳥」だそうで、成り立ちである旧・千
歳バスを引き継ぎ、走り続けるという思いを込めて採用したものであるとか。
この塗装は、「ビーバス」を退いたオムニノバ・マルチライダーにも施されて
いたが、そちらも2011年に除籍された。

撮影:管理人 2003年 新千歳空港にて

撮影:管理人 2005年8月 新千歳空港にて

撮影:管理人 2007年6月 新千歳空港にて

撮影:管理人 2009年9月 新千歳空港にて

撮影:管理人 2011年6月 新千歳空港にて
 新塗装への更新後。


画像については諸事情により、モザイク(ぼかし含)処理を施しております。
不許転載。(C)HRIB