過去の表紙
2001年6月
坂本輸送サービス(スマイル観光)
ニッサンディーゼルKL−RA552RBN/2001年式
富士重工業1S
ここ1.2年で急激に保有フリートを増やしている同社。
今年は遂に初の新車が登場。
それも、今回が北海道初上陸の日デ・ニュー スペースウィング。
導入を機に塗装も新たに「スマイル観光」のブランドでお目見え。
2001年7月
坂本輸送サービス(スマイル観光)旧塗装
三菱ふそうP−MS725S改/1988年式
三菱自動車工業名古屋・スーパーエアロ2
前回紹介した、いわゆる「スマイル観光」塗装の以前は
様々な塗装がフリート毎に異なり、バラエティに富んでいた。
この車両も、東海地区の某事業者にそっくりな塗装で活躍していた。
現在は塗装変更が着々と進んでいる模様。
2001年8月
北海観光バス(全面広告車)
札幌22 か 2493
三菱ふそうU−MS821P/1995年式
三菱自動車バス製造・ニューエアロクイーン3
以前は東武トラベルの契約車として、
日光鬼怒川の東武ワールドスクウェアのマーキングで活躍していたこのクルマ。
今年6月はじめの数日間だけ、全面広告車として札幌市内を駆け回った。
大黒摩季のコンサートのPRを、大きな車体にセンス良く描いている。
まさに、数日しか見られないのがもったいないと思えるほどの姿である。
このクルマ、現在はJASナイスウイングの契約車として再び装いを改めている。
写真提供:SYS氏
2001年9月
テイネオリンピア
札幌22 か 2717
三菱ふそうKC−MS829P/1996年式
三菱自動車名古屋・エアロバス
レジャー施設を経営する傍ら、貸切バスを運行するという、ユニークな業態の同社。
実は今年8月で、1976年以来25年間続いたバス事業から撤退ということになった。
比較的新しい年式の車両は、同じ「ブルーバス・グループ」の三和交通に譲渡される。
写真の車両も近いうちに、装いを改めているであろう。
規制緩和の中、いくつも生まれる事業者の一方で、消えゆく老舗の姿がここにもあった。
写真撮影:管理人(99年春 新千歳空港駐車場にて撮影)
2001年10月
北海道中央バス
札幌22 か ・833
いすゞP−LV719R/1990年式
アイケイコーチH701/スーパークルーザーHD
この車両、元々は貸切車として導入されたものである。
昨年春に、中央観光バスの設立により同社に移籍したが
2001年7月、北海道中央バスに復帰した。
復帰にあたって都市間仕様車として、所謂ドリーム色から塗り替えられ
内装仕様も、テレビの撤去などそれに準じた改修がなされている。
僚車の832および834とともに、札幌北営業所に配属されている。
なお、同型で唯一831号車は中央観光バスに残り、契約輸送を中心に活躍中。
写真撮影:管理人(00年8月 新千歳空港にて撮影)
2001年11月
ナイス観光バス
札22 あ 4599
三菱MS513R/1979年式
三菱自工名古屋/B35パノラマデッカ
本来は【札22あ】ファイルの方で紹介すべき写真だが、
特別先行公開ということで(笑)、こちらで紹介したい。
元々は日本交通※大阪で使用されていたものであるが、
86年に当時の札幌はとバス(注:東京のはとバスとは無関係)が購入。
しかし同社の倒産で、88年に事業権を引き継いだライン交通へ譲渡。
だがライン交通も89年の秋には休業状態となってしまった。
これを買収して90年春から営業を始めたのが、ナイス観光バス。
4599号車は、93年の夏まで活躍した。
現在では景気の低迷もあって数社を経て活躍する車両も珍しくなくなったが、
当時4社もの事業者を渡り歩いたバスは、珍しいように思う。
写真撮影・提供:バドラー様(年月不明 ナイス観光バス本社にて撮影)
12月の表紙
北海道中央バス
札22 あ 4563
三菱P−MP618P改/1986年式
新呉羽自工/エアロスターK
今年4月、札幌市交通局から路線の移譲とともに移籍した車両。
一部の車両は小樽地区や、この車のように千歳地区へ転じたものもある。
市営バス時代は営業として市外へ出ることはほとんどなかったと思われるから、
移籍で初めて札幌市外での仕事をする車もままあるのではなかろうか。
外観は現在の中央バス路線色となったが、
在来車を塗り替えた車両が少ない現状では、この仕様にこの塗色という
組み合わせが新鮮に感じられる。
市営バスにいた頃は東営業所にいたこの車、これからもしばらくは活躍しそうである。
写真撮影:管理人(01年7月 新千歳空港にて撮影)
2002年 1月の表紙
まことに勝手ながら、1月は更新できませんでした。
申し訳ありません。
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