札幌22か1894

千歳相互観光バス
日産ディーゼルP-U32L/1984年式 富士重工R15型E(5E)


 1993年1月に導入された乗合車。機関はPE6H型直6(230PS)を搭載、リーフサスペンションで標準タイヤを履く低床車である。
 元は西武バスで使用されていた(A232・練馬22か3788)。千歳相互観光バスにおける日産ディーゼル製路線車はこれが初導入であり、長く続く西武バス車の移籍も、この2台を皮切りに
始まった。車内は中扉から後ろが三方シートになっていて、西武時代の特色を色濃く残していた。外装は顔周りの部品が後に無塗装の黒色に変わり、ナンバープレートの取付位置も変更されて
いる。テールランプも米粒型から大きな角型に更新されている。
 本社営業所に配属され、路線やスクールバス、新千歳空港ランプバスなどに広く使われた。
 2003年に除籍されている。
(2022.6.13 解説追加)



撮影:管理人 1994年7月 千歳相互観光バス本社営業所にて

撮影:管理人 1997年 千歳相互観光バス本社営業所にて


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