札22あ・488
札幌市交通局に406
日産ディーゼルPR106/1972年式 富士重工R13型E(3E)
1972年12月に新製導入された乗合車。機関はPD6型直6(185PS)を
搭載する、日デ4サイクルエンジン大型車の第一世代。車掌台が設置され、
ツーマン車としても使用できるワンツーマン仕様である。74年10月に立席
スペース設置のため一部客席を撤去している。
新製配置は北光自動車営業所、晩年は藻岩自動車営業所へ転属した。
藻岩ではツーマン車として使用できることを買われて、旧年式の定山渓鉄道
移籍車などを代替した。この転属の際に、中扉次位の窓を横引に改造され
ている。
84年5月に除籍された。
(2017.4.13 解説追加)
撮影と画像提供:川口 哲彦様 札幌市交通局北光自動車営業所付近にて
日産バイオレットの看板が懐かしい。
撮影と画像提供:栗山 雅俊様 1978年夏 中央区大通東1丁目にて
撮影:daisukebe様 札幌市交通局藻岩自動車営業所にて
藻岩時代のひとコマ。
中扉脇の表記が「出入口」になっているのに注目。これこそがツーマン運用の証である。
また、中扉横の窓の形状にも注目されたい。
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但し、元画像のオリジナル性を尊重し、敢えて未処理で掲載しているものもありますのでご了承ください。
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