札幌22か1415

北海道中央バス
日野U-HU2MPAA改/1991年式 日野車体 ブルーリボン


 1991年6月に新製導入された乗合車。機関はM10U型直6(230PS)を搭載する80人乗り。札幌22か1409と同様、千歳空港でのランプバスとして使わ
れるために導入された扁平タイヤ低床車である。観光マスクで全固定窓の車体に、ロングシートと中ドアより後ろにはハイバックシートを配置した内装を持つ。
 外装は現行乗合カラーに見えるが、細部が異なる。これは92年のカラー変更に先立ってランプバスの2台に採用された特別カラーであった。現行カラーは北海道中央
バスの創立50周年記念事業の一つとして計画されたもので、デザイン検討の結果、このランプバスカラーを元に新カラーが決定されている。
 新製配置から千歳営業所に在籍した。当初は1409と同様にランプバスの他、ホテル日航千歳と空港を結ぶリムジンバスとして使われた。ワンマン機器を搭載して、
2000年頃は「ちとせサケのふるさと館」と空港を結ぶシャトルバスに使われた。その後は一般路線車として使われ、ロングシートながら時には支笏湖線にも入ってい
た。晩年は「千歳アウトレットモール・レラ」シャトルバスの予備車で稼働することが多かった。
 2010年9月に除籍されている。
(2021.4.17 画像と解説追加)



撮影:管理人 1997年 新千歳空港にて

撮影:管理人 2000年 新千歳空港にて

撮影:管理人 2002年2月 新千歳空港にて

撮影:管理人 2004年 新千歳空港にて
千歳市内路線の再編成、系統番号導入で方向幕が新しくなった。

撮影:管理人 2009年2月 新千歳空港にて

撮影:管理人 2009年8月 新千歳空港にて


画像については諸事情により、モザイクやぼかし処理を施しております。
但し、元画像のオリジナル性を尊重し、敢えて未処理で掲載しているものもありますのでご了承ください。
無断転載を禁じます。©HRIB