過去の表紙

Monthly Photo　　　２０１５年

２０１５年１月　　　　　　

札幌２３０く・１０１
時計台バス101
日野ＱＲＧ-ＲＵ１ＡＳＣＡ／２０１４年式　ジェイ・バス　セレガ・ハイデッカ・リミテッドエディション

　導入は２０１４年５月頃だが、未紹介であったので今月の表紙として掲載
した。時計台バス初の二代目セレガとして新製導入されたＨＤリミテッド。
　伝統の塗装が似合っている。
撮影：管理人　２０１４年７月　新千歳空港にて

２０１５年２月　　　　　　

札幌２００か３８８４
北都交通
日産ディーゼルＫＬ-ＲＡ５５２ＲＢＮ／富士重工Ｒ２１型Ｍ（１Ｍ）　スペースアロー

　２０１４年秋頃、北都交通に初の富士１Ｍボディ車が導入された。２台が
導入されたが、どちらも異なる事業者で使用されていた車両であり、ともに
直結冷房だが細部の仕様は異なっている。車体と塗装の組み合わせも違
和感なくまとまっており、むしろ新鮮である。新千歳空港連絡バスとして使
用されている。
撮影：管理人　２０１５年１月　新千歳空港にて
　

２０１５年３月　　　　　　

札幌２３０い２６１４
札幌ばんけい
三菱ＫＬ-ＭＳ８６ＭＰ／三菱自動車バス製造　エアロクイーンII

　２０１５年初頭に導入された。赤いベースカラーは前事業者からの名残で
あるが、綺麗な状態を保たれている。これにより１台が残存していたエアロ
クイーンＭＶは現役を退いた。
撮影：管理人　２０１５年２月　新千歳空港にて
　

２０１５年４月　　　　　　

札幌２００あ３９３０
ジェイ・アール北海道バス534-4960
三菱ふそうＱＫＧ-ＭＰ３８ＦＭ／２０１５年式　三菱ふそうバス製造　エアロスター・ノンステップ

　２０１５年３月、３台が新製導入された新型エアロスター・ノンステップ車。
道内では昨年の旭川電気軌道に次ぐ２社目、札幌圏では初導入となった。
いずれも札幌営業所に配置されている。
撮影：管理人　２０１５年３月　ジェイ・アール北海道バス整備センターにて
　

２０１５年５月　　　　　　

札幌２００あ３９４１
北海道中央バス
いすゞＱＲＧ-ＲＵ１ＥＳＢＪ／２０１５年式　ジェイ・バス　ガーラ・スーパーハイデッカ

　北海道中央バスの都市間高速と定期観光用乗合車の新車が１５年３月に
導入された。夜行車の新製は０９年以来となる。新装備として客席に携帯電
話などの充電用にコンセントが付いた他、シートの形状も変更されている。
夜行車はセレガとガーラが２台ずつ導入された。
撮影：管理人　２０１５年４月　札幌駅前にて
　

２０１５年６月　　　　　　

札幌２３０あ・５０５
坂本輸送サービス
三菱ふそうＱＴＧ-ＭＳ９６ＶＰ／２０１５年式　三菱ふそうバス製造　エアロクィーン

　坂本輸送サービスではこの春、エアロクィーンとセレガＳＨＤを新製導入し
た。４月以降の導入で、エアロの型式はＱＴＧ-と思われる（推測。ご存知の
方はご教示願います）。まとまった台数が導入され、これにより経年車の置
換えが行われた模様だが、一方で１３年に導入されたエアロエースも全車
代替されている。
撮影：管理人　２０１５年５月　新千歳空港にて
　

２０１５年７月　　　　　　

札幌２００か４０４７
ジェイ・アール北海道バス531-5970
いすゞＱＫＧ-ＬＶ２３４Ｑ３／２０１５年式　ジェイ・バス　エルガ・ワンステップ

　ジェイ・アール北海道バスの１５年度新車の納入が６月から始まった。第
一陣は琴似営業所向けのいすゞ乗合車４台で、何れも高出力仕様の長尺
ＡＴ車である。今期導入車からステップ照射灯もＬＥＤに変わった。引き続
き手稲営業所向け日野乗合車（中間尺）も２回に分けて３台ずつ、計６台
が導入された。７月以降も各営業所への導入は続く。
撮影：管理人　２０１５年６月　ジェイ・アール北海道バス琴似営業所にて
　

２０１５年８月　　　　　　

北見２００か・３８９
斜里バス
ネオプランＮ１１７/２／１９８９年式　Ｇ・アウベルター　スペースライナー

　国立公園指定５０周年・世界自然遺産指定１０周年を今年迎えた知床。７
月１０日から３１日まで、知床自然センターと知床五湖を結んでスカイバスの
運行が行われた。知床斜里町観光協会の企画、斜里バスの運行によるも
ので、日の丸自動車興業からリースした車両は、道内では初登場となるＵＦ
Ｃ車であった。車内からの眺望はもちろん、五湖では散策時間が設けられ
ており、ありのままの自然を満喫できる絶好の企画であった。
　撮影：管理人　２０１５年７月　知床自然センターにて
　

２０１５年９月　　　　　　

札幌２３０あ・９７１
北海道バス
日産ディーゼルＫＬ-ＲＡ５５２ＲＢＮ／２００１年式　富士重工Ｒ２１型Ｓ　スペースウイング

　今年７月に導入されたニュースター号用乗合車で、主に釧路線の予備車
として使われている。後部にトイレを装備する３列シート車で、元はアクロス
観光バスが導入した「レフィナード２８」である。今年６月に同社は大阪バス
グループ入りし、アクロス大阪バスへと変わった。
　貸切の看板車から乗合車として、新天地で第二の人生を歩み始めた。
　撮影：管理人　２０１５年８月　札幌駅前にて
　

２０１５年１０月　　　　　　

室蘭２３０い・・１０
振内交通
日野ＡＤＧ-ＲＵ１ＥＳＡＡ／２００５年式　ジェイ・バス　セレガ・スーパーハイデッカ

　振内交通は、平取町のタクシーおよび貸切バス事業者である。貸切バス
は１５年春から苫小牧市に営業所を設置。従来の中・小型バスに加えて、
初の大型ＳＨＤ車として４月に導入されたのが、このセレガ。印象的なカラ
ーとデザインが目を引く１台である。
　撮影：管理人　２０１５年９月　新千歳空港にて
　

２０１５年１１月　　　　　　

札幌２３０あ１９１６
関西中央交通
三菱ふそうＱＴＧ-ＭＳ９６ＶＰ／２０１５年式　三菱ふそうバス製造　エアロエース

　近年、北海道に進出する本州資本のバス事業者が相次いでいる。変わ
らず旺盛なアジアン・インバウンド需要を見越した流れであるが、１５年７月
より、札幌に「北の大地営業所」とユニークな名前で拠点を開いたのが関西
中央交通である。
　セールスポイントである新車から５年以内の車両を揃えた中でも、この９
月に新製導入されたのが、この１９１６の他１９１５、１８７８のエアロエース
３台である。これら新車には、プラズマクラスター空気清浄器が装備された。
　撮影：管理人　２０１５年１０月　新千歳空港にて
　

２０１５年１２月　　　　　　

札幌２００か４１１９
西東京観光バス
いすゞＱＲＧ-ＲＵ１ＡＳＣＪ※／ジェイ・バス　ガーラ・ハイデッカ

　先月の表紙で紹介した関西中央交通のように、今月も本州から今年北海
道へ進出した事業者を紹介する。西東京観光バスは、恵庭市に営業所を
設置し、１５年９月から事業を開始した。いずれもまだ新しいジェイ・バス製
ハイデッカと同ショート車が合計５台の陣容である。
　来年以降も北海道には本州からバス事業者が進出する予定があるとい
い、依然として旺盛なインバウンド需要が伺える。

　※型式は推定です
　撮影：管理人　２０１５年９月　新千歳空港にて
　